理念・沿革
PHILOSOPHY
理念
本コースでは、電気・電子・情報通信分野の急速な発展に対応が可能な教育研究基盤を形成し、
人の暮らしを支える基幹分野でグローバルに活躍できる人材を養成することを教育理念としています
- A自主的な学習
- B幅広い教養と多面的視点の素養
- C工学の基礎となる数学や自然科学に関する知識と応用
- D情報技術に関する知識と応用
- E電気・電子・通信分野の基礎となる数学、電気回路および電気磁気学に関する知識と応用
- F電気・電子・通信のいずれかの分野の理論や技術に関する知識と応用
- G実際上の問題点と課題の理解
- H実験の計画・遂行
- I課題探求・問題解決能力
- J国際的コミュニケーション基礎能力
- Kプレゼンテーション能力
- Lデザイン能力
- M技術者としての責任感と倫理観
- N計画的に仕事を進め、まとめる能力
沿革
本コースは、昭和41年長崎大学に工学部が創設されると同時に設置された学生定員40名の電気工学科から出発した。
昭和51年に同じく学生定員40名の電子工学科の増設が認められて2学科に発展し、昭和62年100名、
これに学生の臨時増募25名を加えて125名の電気情報工学科に改組された。
さらに、平成10年に定員105名の電気電子工学科となりその後、臨時増募25名が廃止され、
定員は80名となった。
平成23年に工学部改組に伴い、工学科電気電子工学コースとなる。
1966昭和41年
長崎大学に工学部が創設されると同時に電気工学科が創設された。 学生定員40名で、電気基礎学、電気機器学、電力及び電気応用、電子工学の4学科目より構成された。
1976昭和51年
電気工学科に大学院修士課程が設置された。
1977昭和52年
工学部第7番目の学科として電子工学科が設置された。
・電気工学科と電子工学科は、教育の充実と研究の高度化を目指して両学科の一体化運営を行うこととし、 電気工学科の大学院の講座もこれに従って再編成された。
・この結果、電気工学科は電気基礎学、電気機器学、電力工学、計測制御学の4講座、電子工学科は電子基礎学、電子通信学、 電子制御学、電子情報学の4講座(予定)となった。
・また、電子工学科の建物は一号館の北側に建築されたが、幸いにも大学院研究棟もこれに接続して建てられたので、 そこに電気工学科が移転した。
1980昭和55年
次年度の大学院修士課程設置に向けて電気工学科と電子工学科の再編成が行なわれ、 電気工学科の電子工学講座名を計測制御工学講座とした。
1981昭和56年
電子工学科にも修士課程が設置された。
電気工学科と電子工学科は、高度情報化社会の急激な進展に伴う情報処理関係のハードウエア・ソフトウエア技術者の養成 という社会的要望に答えるべく電気系の第3の学科として、情報工学科の新設を目指していた。
1988昭和63年
両学科を統一するという条件で、情報系の2小講座の増設が認められた。そこで、電磁エネルギー学、システム制御学、 電子デバイス学、情報通信学、情報システム学の5大講座より構成された電気情報工学科に改組した。
文部省は、大学受験の18歳人口が最大となる平成4年度の対策として、平成2年度より学生定員の臨時増員を開始した。 電気情報工学科には、25名の増員が割り当てられ、教授2名と助教授3名が増員された。
また、急増する留学生の指導のために講師1名が平成6年度に、3年次編入学生の定員化に伴って 教授1名が平成7年度に配置された。
これらの教官ポストは、5大講座で弾力的に運用された。
1998平成10年
情報システム工学科の新設に伴い、電気情報工学科が改組され、電気エネルギー基礎学、制御システム学、 電子回路デバイス学、通信工学の4大講座からなる電気電子工学科と改称された。
2011平成23年
工学部改組に伴い、工学科電気電子工学コースとなる。