■ ホーム/HOME ■ メンバー/Members ■ 研究内容/Research ■ 発表論文/Papers
■ 研究室の活動/Activities within Lab.
研究室内容:逆散乱解析にもとづくマイクロ波イメージング法の開発とその応用
逆散乱問題とは,送信アンテナから放射された電磁波を対象物体に照射し,その散乱波データから対象
物体の電気定数(誘電率、導電率、透磁率)の空間的分布を推定する問題です.この技術を利用すること
により,女性の乳がんや地面の下に埋設された物の検出,部屋の外から内部の様子を探ることなども可能
です.この研究では,逆散乱解析のアルゴリズム開発やその応用について研究を行います.
研究室内容:偏波合成開口レーダのデータ解析法の研究
航空機や衛星に搭載されたセンサーを使って地球表面の広大な領域の情報を一度に手に入れることがで
きます.この技術は,リモートセンシングとも呼ばれ,これらの情報は災害,環境,海洋,農業など様々
な分野で必要とされています.この研究では、衛星や航空機に搭載された偏波合成開口レーダと呼ばれる
マイクロ波画像センサーのデータを用い,主に偏波の情報を使って地表面の情報をどのように抽出するか
のアルゴリズムの開発・検討を行います.
研究室内容:レーダによる実験と応用
近年,24GHz帯や76-81GHz帯のミリ波レーダが安く販売されるようになってきています.本研究室
では,24GHz帯のFM-CWレーダを利用して,以下の内容の検討を行っています.
1) 心拍,呼吸などの非接触計測 :PDF
2) 合成開口処理による電波の画像化 :PDF,PDF
3) GBSARのような広域の画像化 :PDF
4) インターフェロメトリーによる微小変位の検出 :PDF
研究室内容:ワイヤレスセンサーネットワークによる環境や構造モニタリングについて
イタリア トレント大学Andrea Massa教授らの研究室とワイヤレスセンサーネットワークの研
究を始めています.実際に,当研究室の24台のPCクラスターが有る部屋の環境(温度,湿度,照度)を
4台のセンサーが常時観測し,Web上で時系列の変動を確認することができます.
(Demo on ELEDIA Offshore Lab. @
Nagasaki Univ.)
今後は,センサーにレーダを組み込み,橋やビルディングなどの構造ヘルスモニタリングなどの研究を
行っていく予定です.
リンク/Links
・長崎大学
・ELEDIA Offshore Lab. @ Nagasaki
Univ.
連絡先/Contact:
〒852-8521
長崎県長崎市文教町1-14
長崎大学大学院工学研究科
工学部2号館4階E-415
E-mail:t-moriya_at_nagasaki-u.ac.jp