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森山研究室について:

 この研究室は,20154月から竹中先生の研究室を引き継いだ新しい研究室です.研究内容

は,電磁波を利用して観測対象の情報を引き出すことを行っています.具体的には,マイクロ

波を使って乳房内部等のイメージングを行うマイクロ波マンモグラフィーなどを行う技術や,

航空機や衛星に搭載された偏波合成開口レーダにより得られた地表のデータを解析する技術な

どの研究を行っています.現在,宇宙航空研究開発機構(JAXA)や情報通信研究機構(NICT)の独立

行政法人の研究機関とも共同研究を行っています.

 当研究室は,同コースの田中俊幸先生,藤本孝文先生と逆問題,アンテナ関係で一緒に研究

を行っています.また,イタリア トレント大学 Andrea Massa教授,Paolo Rocca准教授,

Giacomo Oliveri准教授らの研究グループと逆問題,ワイヤレスセンサーネットワークなどの

共同研究も行っています.

 興味のある方は,ご連絡下さい

 

新着情報:

 ・古いですが20131016日にNICT Pi-SAR-X2(航空機搭載偏波合成開口レーダ)が撮像

  した長崎市内の画像(Pauli画像)を紹介します.併せて,高度情報を求めたインターフェ

  ロメトリー画像も紹介します.光学でなく電波で作成した画像になります.(この元

  データは,NICTとの共同研究契約により頂いております.2016,2/22) 

 ・また,20158月と9月にJAXA ALOS2/PALSAR2(衛星搭載偏波合成開口レーダ)で撮像した

  諫早湾干拓地の画像(Pauli画像:89)を紹介します.畑毎に色が変わっています.

  これは,偏波特性の違いを表しています.また,8月と9月で作付け状況が変わり,色の

  分布が変化しています.(この元データは,JAXAとの共同研究契約により頂いております.

  2016,2/22)

 

 ・熊本地震関連で,NICT航空機偏波SARで観測を行いました.偏波解析用に簡易的に

  偏波校正を実施しました.2例のPauli画像(HH-VV:(2回散乱)HV:緑(体積散乱)

  HH+VV:(表面散乱))を紹介します.画像1(中心付近の田圃に地面の隆起が確認できる),

  画像2(阿蘇大橋付近,震災後),  画像3(阿蘇大橋付近,震災前)画像4(23

  連結したPDFです.スライドショーで画面を前後  切り替えながらご覧になると,土砂

  崩れの被害が解り易いです.)画像5(震災前後の熊本城)

 

  (NEW)

 ・9月に電子情報通信学会 ソサイエティ大会九州支部連合大会で,GB-SARVital sensing

  に関する発表を行います.

 ・656日開催される日本リモートセンシング学会学術講演会で発表を行う予定です.

 ・5月に開催されるAT-RASC2024(Gran Canaria, Spain)で逆散乱問題の発表を行います.